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好きな自動車たち〜アルピーヌ・ルノーA110&ルノー・アルピーヌV6ターボ

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フランス車史上最も美しいスポーツカー〜アルピーヌ・ルノーA110

 

1963年にデビューを飾ったアルピーヌ・ルノーA110は、フランスで生まれたスポーツカーの中で最も美しいボディを持つ車と言っても過言ではありません。同じRR方式を採用する同世代のポルシェ356や911とは、基本的なシルエットは一脈通じるものがあります。しかし、機能性を追求した結果として機能美が備わったようなポルシェに対し、アルピーヌは明らかに美しく見せる事を意識して設計したと想像されるデザインです。

それにしても、誕生から半世紀を経た車のデザインが、現在でも普遍的な魅力を保ち続けているのは驚くべき事です。それも、イタリアのデザイナー等に外注した訳ではなく、社内デザインなのですからそのデザインセンスの高さに感服せざるを得ません。一方、スポーツカーで重要となるパフォーマンス面では、エンジンの性能自体は極平凡なものでした。どの年代のモデルもルノー製の乗用車用OHVエンジンに手を加えたものを搭載しましたが、初期のモデルの排気量は僅か1.1Lに過ぎませんでした。最終的には1.6Lまで拡大されたものの、最高出力140馬力のスペックは絶対値としては飛び抜けたものではありませんでした。

しかしながら、700〜800kg台に収まったFRP製の軽量なボディのお蔭で、スポーツカーとして十分な動力性能と運動性が備わっていました。ラリーにおける数々の輝かしい戦歴が、そのポテンシャルの高さの何よりの証でした。このA110は、現在でも根強い人気があり、中古車市場でもかなりの高値で取引されています。操縦性に癖のある古典的なRR車故、ゆっくり走る事が前提になりますが、奮発してA110を手に入れるのも悪くありません。

 

ポルシェ911とは異なる魅力〜ルノー・アルピーヌV6ターボ

photo by peterolthof

 

人気の高かったアルピーヌA110の後継車として登場したA310は、これも好評で14年間の長きに渡り生産が続けられました。そのA310の後を継いだのが、1985年にデビューを飾ったアルピーヌV6ターボです。エクステリア・デザインは、シャープでモダンな雰囲気を持っていたA310のイメージを踏襲したもので、当時非常に高く評価されたものです。そして、エンジン・レイアウトがアルピーヌ伝統のRR方式を踏襲した事もあり、評論家やユーザーからポルシェ911のライバルと位置付けられました。

しかし、直線的なアルピーヌ、曲線的なポルシェと、外観が対照的であっただけでなく、その性格もかなり異なっていたようです。当時の911は、まだ車両重量が重くなく純粋なスポーツカーとしてのキャラクターを持っていたのに対し、アルピーヌはどちらかというとGTカー的なキャラクターが濃厚だったようです。その為、購入に当たり両者を比較検討するケースは少なく、それぞれ「指名買い」が多かったものと思われます。

ただ、グランツーリスモ的な車とは言え、その性能は当時としては第一級のものでした。200馬力を発生する2.5Lターボチャージャー付V6エンジンにより、最高速度は250kmに達し、911のベースモデルに引けを取りませんでした。こV6ターボは、残念ながら現在においては不人気なようで、A110等と比べかなり安価なプライスが付けられています。逆に言えば、新車で販売されたいた当時憧れながらも手が出なかったような場合は、かつての憧れを容易に実現出来る事になります。

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